NYTTC23-24​受講生の紹介

　横浜市青葉区在住の　カンナです。
ラーガに浸り、小さな私から離れたい。音の通り道になりたい。そう思って、このコースにきました。

 

～ここまでの流れ～

　大人になり　多忙でちぐはぐな日々を送っていた　ある時。
ずっと聞こえていた『振動』が　消えたことに気づき、愕然としました。同時に、「え…？何か聞こえていたの？」と不思議にも思いました。ただ、その『振動』を感じずに生きることは不可能だと、何故か思いました。

　そして鬱状態が悪化。仕事を辞め、学生時代から続けていた　踊りやボディーワーク・氣・内観等々を中心に　暮らし始めました。中でも　日本的な『腹・腰』を中心に据えた身体技法・内観技法・氣の世界・自発動功が、一番「自然」に近く思えて　長く身を置きました。様々な活動を通してやりたかった事は、どうやら　ただ一つでした。『後からくっついたものを離れて、ただ　源～自然～自ずから然り～に戻りたい。』

　そんなある日、『腹・腰』では説明できない体験が起き、心身に大きな変調が始まりました。外側は子育てしつつも、内側は　現実感がなく、体の中も動き続け、ずっと悪い夢を見ているよう。5年ほど苦しくて困ったある日、私は　近くの公民館のヨガに、間違って入り込みました。あれ？この変な格好をすると、霧が晴れていくように正気に還る?!　そこからヨガを始め、大事な出逢いを戴き、ヨガ哲学や聖典の初歩を学ぶ機会を戴きました。キールタンにも出会うことができました。

　ヨガ哲学で学んだ様々なこと・・『腹・腰』を超えた上のチャクラ、更にそれも超えた意識の事。体と心・チャクラも、自分ではない事。変わらないものが真我である事。・・・そういうことを　本当に思い出したいなあと思っています。

　ずっと　私が大切と思うものは、周囲の人には大切じゃないし伝わらない、と諦めていました。それがこの数年、大切と思うことを（ビクビクしつつ）差し出してみると、大切に受け取って戴けることが増えてきました。今、身近な人にヨガやキールタン、マントラの学びをシェアする小さな場を続けています。　　

 

～終了後の未来や夢～

未来の夢は、『声を通して、瞑想に入れること。周りの人や物たちとバラバラ　という夢から覚める事』。
一年後の目標は、声のヨガクラスを開くこと。

皆さま一年間、よろしくお願いします。